ファブリック（布製）ソファ

ファブリックソファはカラーやテクスチャーのバリエーションが豊富なことから人気です。しかし布の目地にホコリが溜まりやすく、汚れやすいのが難点です。また、食べこぼしや汗などのニオイを吸収しやすいのもデメリットでしょう。

そんなファブリックソファは、掃除機で隅々までホコリや食べ残しなどを吸い取りましょう。布地を傷めないよう、毛の硬すぎないブラシでブラッシングしてホコリを浮かせてから掃除機をかけるのがおすすめです。

シミになってしまった汚れは落とすのが難しいですが、シミになる前の軽い汚れなら落とせる可能性があります。中性洗剤をぬるま湯で薄め、柔らかい布で軽く叩くようにしながら落としていきましょう。その後、ぬるま湯を含ませた布で洗剤を拭き取り、自然乾燥させてください。

ニオイが気になるという場合、カバーを外せるタイプならそのまま洗濯できますが、外せないタイプのものなら消臭スプレーを軽く吹きかけておきましょう。

本革ソファ

本革ソファは高級感があり、使うほどに変化する風合いが楽しめます。耐久性の高い素材ですが水にはとても弱いため、水拭きでのお手入れはおすすめできません。本革専用のお手入れグッズを使いましょう。まずはハンディモップや掃除機でゴミやホコリを取り除き、本革用のクリーナーを使いながら柔らかい布で乾拭きをします。掃除機を使う際は、表面を傷つけないよう、ブラシ仕様のヘッドを使ってください。

本革ソファは油分を失うとひび割れが生じやすくなるため、3・4ヶ月に一度油分を補うプロテクトクリームを塗り込むお手入れをする必要があります。また、熱にも弱いため、日光や暖房が直接当たる場所に設置するのはおすすめできません。

フェイクレザーソファ

フェイクレザーソファは本革よりも扱いやすく、リーズナブルなため人気です。本革同様、掃除機を使ってホコリを取り除き、柔らかい布で乾拭きするお手入れがおすすめですが、水に強いのが特徴です。

中性洗剤を薄めたぬるま湯に柔らかい布を浸し、固く絞ってからソファの表面を拭いていきます。その後、固く絞った布で水拭きして洗剤をしっかりと拭き取り、最後に乾拭きして全体を乾燥させます。もちろん、専用クリーナーを使ってのお手入れも可能です。