家具のクオリティとは。木材、木の種類、仕上げ方法、ご存知ですか?
日本産、日本で製造、国内で袋詰め、など品物の製造工程、クオリティーに注目が集まっている今日この頃ですが今回は家具の材質について書いてみますね。
「まずは木材の違いについて」
①無垢材・・天然木をそのまま板状に切り出したもの。まじりっけなしの木材のこと。
同じ木目を持つ木は2つとなく、その家具だけが持つ表情・味わい深い経年変化を楽しめます。
②突板(つきいた)・・スライスした天然木の薄板が貼りつけられたもの。
③化粧板・・俗にいう「はりもの」。ベースとなる基材(合板・繊維板)の表面に化粧材を貼り付けたものお。
無垢材は木といえますが、木目をほどこした樹脂系の合板は実は木のように見えるプラスチックなんです。
木そのものの質感が魅力的な無垢材ですが、そうなるとお値段もそれなり。
小さなお子様やペットのいるご家庭には手ごろな樹脂化粧板を使った家具が気楽かもしれません。
でも、経年変化も楽しめる無垢材。家具についた傷も家族の思い出として合わせて楽しめるかもしれませんね。
「続いて木の種類」
世界の三大銘木といわれるのが、「ウォルナット・チーク・マホガニー」です。
チークとマホガニーは超高級材で、近年では伐採が規制されており、入手困難となっています。
★ウォルナット・・世界的に高級材として扱われており、工芸品や高級家具の材料として用いられています。
水に墨を落としたように広がる縮杢(ちぢみもく)といわれる木目が特徴で、重厚感があり落ち着いた雰囲気。
強度と粘りを持ち合わせています。
~他にも家具で人気の樹種はこちら~
① タ モ ・・ 深くはっきりした木目の美しさを持った、上質で丈夫な木材。
②オーク・・虎斑(とらふ)と呼ばれる「まだら」があるのが特徴の耐久性のある木材。
まっすぐな木目の美しい表情から高級木材として知られ、和洋どちらのテイストにもなじみやすい。
③チーク・・弾力性に優れ、腐食に強い。
油分が多くてしっとりとした光沢が魅力のチークは北欧の家具に多く使われている木材でもあります。
④パイン・・あちこちに散らばるノット(節)がナチュラルで素朴。カントリーテイストで、カジュアルなイメージの木材です。
やわらかい性質の為、加工はしやすいが、キズが付きやすい。
「仕上げについて」
①オイル・・植物性の天然オイルを家具に染み込ませる塗装方法。木の素材感が伝わりナチュラルで美しい仕上りです
しかし汚れや水のあとなどが付きやすく、ダイニングテーブルには不向きと言えます。
②ポリウレタン(PU)塗装・・ポリウレタン樹脂で木の表面に透明な膜をつくる方法。
塗料をしっかりのせるため、木の質感が失われがちですが、キズ、熱、水に強いです。
③ラッカー塗装・・合成樹脂塗料を木の表面に薄く塗る方法で、木の質感が残ります。
水や熱には弱めですが、オイル塗装よりは扱いやすいといえるでしょう。
《インテリアやイメージに合った木を選んだら、仕上げのメリット・デメリットを考慮した家具選びができるといいですね》
飛騨産業や日進木工、シラカワやマスターウォール、匠工芸、カリモク60、サンコーなど日本には木の特徴を活かした素晴らしい家具ブランドがたくさんあります。
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早いもので今年も残りわずかです。
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