ソファの最高傑作「マラルンガ」の魅力

家具ブランドの中でも有名なカッシーナ。その中でも、ブランドのイメージ家具の1つ「マラルンガ」は、1973年の発売以降、現在も世界中で愛され続けています。

ヴィコ・マジストレッティによるソファの最高傑作の1つとされている「マラルンガ」。発表当時は、ソファの内部構造は木枠であることが一般的でした。一方、マラルンガの内部構造は、モルトウレタンフォームとよばれるウレタン樹脂を使用しています。
当時「マラルンガ」は高い評価を得ており、コンバッソ・ドーロ賞を受賞するに至りました。下記では、マラルンガの魅力を解説していきます。

機能性

マラルンガは、シートごとにある背もたれを前後に倒すことができることから、気分によって座り方を変えることができます。
ハイバックにしても、ローバックにしても、美しいフォルムを保つことから、ベストセラーソファとしてニューヨーク近代美術館の永久コレクションに収蔵されることになりました。また、ソファのアームレスト部分は、枕の代わりになります。

デザイン性

機能性だけではなく、デザイン性も高い評価を得ています。
ふんわりとしたデザインはモダンでありながら、見ているだけで癒されます。また、和風インテリアやナチュラルインテリアなど、どのテイストのインテリアにも合うことが魅力の1つといえます。

座り心地

マラルンガは、ウレタンの程よい弾力と沈み込むような柔らかさの座り心地が楽しめるソファです。背面を前に倒したときは腰部分をサポートしてくれますし、後ろに倒したときはしっかりと深く座ることができます。

マラルンガは、「ベーシック」「40-S」「40MAXI」の3種類があります。ベーシックの特徴は前述していますので、下記で「40-S」「40MAXI」の特徴を解説していきます。

40-S

「40-S」は、1973年に発売された「マラルンガ」のベーシックをリメイクしたソファです。2014年に、発売40周年を記念して発表されました。丸みを帯びたデザインとなっていて、座り心地や機能性は、ベーシック型と変わりません。また、布張りにカバーリング仕様が追加されたことにより、カバーを取り外して洗濯できるようになりました。

40 MAXI

「40-S」をさらに大きくしたソファが、「40 MAXI」です。従来のサイズよりも幅が35％、奥行きが10％大きくなっています。サイズが大きいため、家に人を呼んだときはもちろん、家族で利用したいときなど様々なシーンで活躍してくれるでしょう。

カッシーナには、マラルンガのほかにも有名な家具が豊富にあります。以下で、ご紹介いたします。

キャブ

スチールの骨組みを高品質なレザーでくるんだチェアで、ダイニングチェアとして人気があります。滑らかな革がしっかりと身体をサポートし、使いこむ程に革がなじみ「味」が出てきます。

プリヴェ

側面の大型アームレストが存在感を放つソファです。シートは厚みがあり、クッション性に富むポリウレタンフォーム製で、足を伸ばして広々とくつろぐことができます。

LCコレクション

建築家であり、画家やデザイナーとしても活躍していたコルビュジエの生んだ「LC」シリーズは、快適性、機能性を最大限に追求しており、完成から90年以上経過した今なお、世界中で高い支持を得ています。以下では、LC2・LC3・LC4の特徴を簡単にご説明いたします。

• LC2

スチールパイプにクッションというシンプルなデザインが印象的なソファ。ニューヨーク近代美術館所蔵のソファです。

• LC3


LC2とは違い、シングルクッションが使われていることから、ゆったりとした座り心地を体感できるソファです。

• LC4


人間の身体の線に合わせて、緻密にデザインされた背のカーブが特徴的なソファ。しっかりと身体を休めることができます。

買取依頼の前に知りたいソファやチェアの買取方法

ソファやチェアの買取を依頼する前に、買取方法について見てみましょう。こちらでは、代表的なものを3つご紹介いたします。

店舗買取

店舗買取は売りたいアイテムを店舗まで運び、見積・買取を依頼する方法です。近くに店舗がある場合には、すぐに利用できる点が便利です。また、見積額に納得がいけば、その場で現金が支払われる点がメリットといえます。

一方、アイテムの運搬が大変である点がデメリットとして挙げられるでしょう。売りたいアイテムが小さい場合、数が少ない場合には問題ありません。大量の家具など重いものを運ぶ場合には、かなりの時間と労力が必要となります。

出張買取

出張買取は買取業者が自宅に出張し、見積・買取を行う方法です。アイテムのサイズに関係なく買取を依頼しやすいため、ソファやチェアなど家具を買取してもらう場合に最も利用されています。
出張買取のメリットは、遠方まで物を運ぶ必要がないことでしょう。自宅で見積を行うため、売りたいアイテムを梱包して運ぶ必要がありません。また、査定中に追加でアイテムの見積を依頼することができます。

一方、デメリットとして挙げられるのが、予約が必要になること・拘束時間が長くなることです。出張買取を依頼するときは、あらかじめ日程を調整する必要があります。また、買取業者によって対応エリアが限られている、出張料や査定料がかかる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

宅配買取

宅配買取は売りたいアイテムを買取業者に郵送し、見積をしてもらう方法です。出張作業費、運搬費用がかからず、また対面せずに買取ができるため、対面が苦手という方におすすめです。

デメリットとしては、大型家具の場合は宅配買取を受け付けてもらえない可能性があります。また宅配買取を利用する場合は、買取業者が保険に加入しているかをチェックしましょう。もし加入していないようでしたら、運送会社に依頼するときにご自身で加入されることをおすすめします。

見積・査定のポイント

マラルンガの見積では、どのような点が確認されるのでしょうか？主なチェックポイントは、以下のとおりです。

汚れや傷の程度

マラルンガなどのソファは、使っているうちに汚れや擦れなどの傷がつきます。汚れや傷が目立つ状態だと、買取価格は下がる傾向があります。新品のように汚れや傷が目立たないソファは高価買取が期待できるでしょう。

正規品かどうか

マラルンガなど人気のコレクションは、多くのリプロダクト品・ジェネリック品が流通しています。こうした類似品は買取不可となる可能性があります。出張見積を依頼する前に、正規品かどうかは確認しておきましょう。

現行モデル・定番モデルか廃盤モデルか

お手持ちのソファがいつ頃販売されたものであるかどうかも重要なチェックポイントです。現行モデルや定番モデルの場合は、高価買取が期待できます。一方、廃番モデルは需要が落ちてしまうため、買取価格が大きく下がる可能性があります。

素材のランク

カッシーナのソファの張地は、細かくランク分けがされています。張地のランクが高いほど、買取価格も高くなりやすいです。また、布地と本革では、ダメージに対する評価が異なります。布地の場合、ダメージはマイナスの印象になるので、買取額が安くなります。一方、本革の場合、ダメージが味わいと捉えられるため、使用感があるものでも比較的高く売れる傾向があります。

マラルンガの買取依頼のコツ

こちらでは、マラルンガを高く売るためのコツをご紹介いたします。買取価格が予想よりも低かったということがないように、事前に確認しておきましょう。

シリーズや使用年数を確認

買取査定では、商品情報と使用年数が肝になります。目安として、家具は7年以上経過しているものだと買取を断れる可能性があります。ブランド家具の買取を依頼する前に、ギャランティカードや保証書を用意しておくとよいでしょう。いずれかがあれば、正規品であることやソファのシリーズ、購入日などがわかるようになります。

ソファの傷や汚れ、ニオイを確認

傷や汚れ、ニオイは査定価格を大きく左右する要素です。マラルンガは、背もたれと座面の隙間などにほこりやお菓子の食べかすなどの汚れが入り込みやすい形状となっています。パーツごとに分解ができるので、見積・買取を依頼する前に分解し、細部にたまった汚れを取り除きましょう。消臭スプレーを使う場合は、無香料タイプを選ぶことがポイントです。

まとめ売りが吉！

マラルンガは単品でも高額査定が期待できます。しかし、ほかにも使わないチェアやテーブル、テレビボードがあったらまとめ売りを行いましょう。まとめ売りをすることで、買取金額がアップする可能性があります。

ナンバーワン買取センターはカッシーナをはじめとする様々な家具ブランドの出張見積・買取に対応しております。関東エリアで出張見積・買取をご希望の方はナンバーワン買取センターまでお問い合わせください。